バレエ・軸・足裏~骨盤の使い方①

バレエの軸とよく聞くと思います。 まずは、軸にもいくつか種類があることを知って欲しいと思います。

強く安定した軸、これはスポーツなどアスリートに求められる軸です。低くて安定した軸、武術など格闘技などのファイターに求められる軸です。

踊る世界で軸の種類を考えてみるとどうなるでしょうか?

低い軸=ジャズダンス・ヒップホップなど、日本では一般的にダンスと言われている踊りです。

バレエの動きやポジションでも動くのですが、軸の高さが低いので踊りは美しいというよりも激しく踊るイメージです。

横の動きに耐えることが出来る強い軸=ジャズダンス・コンテンポラリー・モダンバレエ・創作ダンスなど、床に寝転んだり手をついたり、低くしゃがみこんだりする振付がある踊りです。

コンテンポラリーは、バレエの基本もできていないと踊ることはできません。低い軸も高い軸も使い分けて踊ります。

コンテンポラリーを踊るダンサーはバレエを必ず学んでいる事が基本のようです。

高い軸=バレエ・コンテンポラリー、バレエの場合は古典芸術を踊ります。コンテンポラリーは現代の踊りを芸術として踊ります。

軸の高さはバレエが一番高いです。ポアントで踊るからではありません。

体の中の使い方が一番高い軸で踊ります。

なぜ一番高い軸で踊るのでしょうか?

それは、美しいからです。

クラシックバレエ・古典の正解は芸術です。最も美しい芸術作品・舞台を創ろうとする世界です。 一番高い軸で踊ることが求められます。

そのために、バレエの基本、軸を学びコントロールして踊れるようにならなければいけません。それがバレリーナになる為の大切なことです。

その為に、足裏~膝~骨盤・股関節の下半身の軸を学びコントロールして踊れるようなりましょう!  

9歳~足裏の使い方を学びレッスンしてきたと思います。 その足裏の使い方を次に繋げていきます。

わかりやすく身体の部位でお話しすると、次は膝に繋げていきます。

バレエを踊るときの膝は、伸ばす事と曲げる事だけです。

外へ開くから、膝も開くのでは?

詳しくは、次のアンディオールの特別レッスンでお話します。

膝の関節は開いたり、捻ったりしてはいけません。 膝の関節は、捻れることが一番弱い関節です。

多少の負荷には耐えれる関節になっていますが、バレエを踊れなくなったバレリーナは、膝のケガが一番多い事を知っておいて下さい。

膝は、ルルベ・伸ばす、プリエ・曲げる、この使い方だけです。 しっかりと理解して下さい。

それでは、バレエの開くという脚のポジションは、どこの部位を使うのでしょうか?

身体が空へ浮いている状態ならば、股関節だけで開くことは可能です。 ですが、踊っている時は、床の上に立っています。

人間の体重がかかっている時は、股関節は動く関節ではなく、身体を支える為の関節になります。 支えている股関節を開くことはできません。

股関節を開いて!とよく聞きますが、体重がかかっている身体は股関節だけでは開きません。 バレエの開いた状態の脚で軸を作る為には、床を使います。

床を足裏の使い方で押すことで上へと軸が作られていきます。 だから、足裏が使えるようになる為に、足裏の使い方から学びました。

この軸の作り方は、バレを踊り続ける限り続けていくことになります。 大切にして下さい。

バレエの軸は、全部で3つしかありません。

両足で立っている軸

右足で立っている軸

左足で立っている軸

この3つの軸を床、足裏・ひざ・股関節・骨盤と伝えて作り出していく事を学んでいきましょう。

2番ポジション 両足で立っている軸になります。

右足と左足の真ん中に~~~

 

、おへそが来るように立つ事が美しい基本です。 おへその位置が左右の足の真ん中出ないときは、足裏を使って美しい真ん中の軸で立ち続けましょう。  おへその位置がズレたら美しい真ん中に戻す。ズレたら戻す。2番ポジションで立っている限り続けて戻しましょう。  おへその位置の真ん中コントロールができれば、前後も意識しましょう。  横からの2番で立っている姿を、鏡などで見てみます。 この時に、骨盤の位置が足の上に有ることがポイントです。 頭の中の感覚・イメージでは、おへそが足の上にあるかと探してみましょう。  足の上と言うことは、足裏三角形の真ん中になります。部位で言うと甲です。 甲の上のおへそがあるかと頭の中で探して下さい。  バレエの美しい軸は、少し後ろになります。 人間が一番高くなる場所は、前ではなくて後ろです。 前におへそがある時は、お腹をへっこめて!と注意があると思います。  それは、美しい軸は少し後ろだからです。  人間は普通、前を向いて動きます。ですので重心・軸は前にあるのが普通です。あしさきは前を向いていることが普通です。  前を向いている足先の上に重心・軸を作り立っています。足裏三角形の真ん中の甲より少し前におへそがある状態で立っています。  ですが、バレエは足先は外へと開きます。 足先を外へ開くと言うことは、重心・軸は、後ろになると言うことです。  普通の姿勢と同じように、甲より前におへそがあってもいいじゃないかと思いますが、 開いた足元を見てみると、甲より前におへそを持って行くと、おへその下には何もありません。  床に何も無いので、立っていられませんので、太ももを使ってしまいます。 開く力ではなく、閉じるように太ももを使ってしまうので、お尻が後ろに出てしまいます。  立っている時に美しくたてない理由は、足先の向きが普段と違うことを理解していないからなのと、 おへその位置、軸の位置が思ってるより、自分で感じているよりも後ろだと言うことを知らないからになります。  とても大切な軸の話です。美しく立つことが出来なければ、美しく踊ることは不可能です。  1番ポジションの時も同じです。 2番の時よりも左右の足の間は狭くなります。それでも同じです。 美しい真ん中で立ち続けるために、おへそが少し後ろの、甲の上へと立ち続けるために、足裏を使い続けて下さい!  4番ポジションの時は、左右の足が前後になります。  前後に開いた足裏の真ん中におへそがある縦の軸で立っていると美しくみえます。 前後に脚を開いているポジションですので、前後は感じやすいと思います。  4番、5番、3番の時は、前後を気にし過ぎないでも美しく立てるように考えられ作られたポジションです。  1番、2番と違いバレエを踊りやすく作られたポジションです。  ですが、4番、5番、3番の時は、左右のバランスを意識する事が大切です。 鏡などを見て、左右のバランスをチェックして下さい。バランスが崩れていれば足裏を整えて下さい。
その時の足裏の使い方、力加減を覚えてレッスンするようにしましょう。

自分自身の特別レッスンの動画も見て感覚をつかみコントロールできるようにしましょう。


1番、2番と、3番、4番、5番での前後左右のバランスの意識とコントロールする事が大切だと言うことは理解できたでしょうか?

開きにくい股関節ならば、ストレッチを続けて開く股関節にしていきましょう。

足裏~膝~股関節・骨盤の軸を強化したり、しっかり感覚を覚えるためにトレーニングも取り入れて欲しいと思います。

まずは、美しく立てるようになることが大切です。 美しく立てるようになれば、次は動き・踊っている時、片足でバレエの軸をコントロールする使い方を学び理解していきます。