ドイツ・バレエボディトレーナー紀行

ドイツ・シュツットガルトでのバレエ・ワークショップへ、バレエを学びに、バレエのカラダを学びに、バレエの表現を学びに、行かせて頂きました。期間は7月29日~8月7日の10日間、ワークショップは6日間です。

日本(関西国際空港)~ドイツ(フランクフルト)まで直行便で約11時間30分。時間だけ見るととても長いと感じますが、機内のシートもゆったりしていて、映画なども豊富に見れます。食事もおいしかったですので、楽しみながらフランクフルトへ到着しました。

フランクフルト空港から、国内線に乗り換えてシュツットガルト空港へ40分ほど移動です。夏のドイツは日差しが強くて日中は気温も30度前後と暑さは厳しいです。日本と違い湿度が低いですので日陰に入ると涼しく心地よかったです。

シュツットガルト空港から中心街へは電車で移動しました。シュツットガルトは小さな町ですが、工業都市として昔から栄えている街です。ダイムラー、ポルシェやボッシュなどドイツを代表する世界的な企業の本社がおかれていいます。だから街がお金持ちだという事ですね(^.^)

そのお陰だと思いますが、交通機関がとても便利だと感じました。電車、バス、車と街の中を移動する事が簡単にできます。最近は環境問題で自転車を推進しているようですが、意外と坂が多いので大変!毎日がトレーニングになります。。。

空港から電車に乗りあっという間の宿泊するホテルにチェックインできました。少し落ち着いてから街を散歩してると、日差しがきつく暑い。。。ドイツも最近は異常気象だそうです。地球全体がですね。日陰を探しながら中心地域までゆっくり歩いてみました。

オーベラー・シュロスガルテンの周辺を散歩しながら、沢山の写真を撮って感動していました。日本とは違い、建物の色、木や花の色、空の色、空気などを感じる事ができました。街を歩くだけでとても良い経験をさせて頂きました。

ぶらぶら歩いていると、シュツットガルトで唯一のバレエショップ・ダンス関係のショップがありました。中は撮影禁止ですので外だけです。

最近は、ネット通販が普及しているのでバレエショップもここだけになったようです。中は綺麗な店舗でしたよ。

 

オーベラー・シュロスガルテンには、オペラハウスがあります。

ここでシュツットガルト・バレエカンパニーの公演が行われます。サマーシーズンでしたので、公演を見る事は出来なかったのが残念です。見たかったです!

オペラハウスは、老朽化が進んでいるようですので改装を予定しているようです。新しくなるのもいいのですが、この建物の感じは残してほしいと思いました。とても品があって美しいオペラハウスだと感動しました。記念館にしたらいいのになぁ。

 

今回、バレエ・ワークショップで大変お世話になりました。バレエスクールです。

Schule des Balletts Stuttgart

日本人女性のHitomi Asakawa Haasさんによって設立されたバレエスクールです。

その後を引き継がれたのが、Toshiyuki Kusudaさんです。今でも現役のバレエダンサーとして舞台で踊られています。

Kusudaさんは、元・貞松浜田バレエ団・出身のバレエダンサーです。とても優しくバレエを愛している感じが素敵な方です。

男性ですのでバレリーナを教える為にトゥシューズ・ポアントも履かれてレッスンをされています。バレエを大切に、バレリーナを大切にされているバレエ講師だと感動しました。

スクールのホームページもありますので、ご覧ください。

http://www.schule-des-balletts.de/

スタジオは、建物の3階にありますが、ドイツでは1階は数えないという事になっていますので、日本では4階にあります(^.^)

とても広く綺麗なスタジオです。毎日綺麗に掃除をされていましたので尊敬します。全てバレエを楽しく美しく踊る為にバレリーナ・ダンサーの為に準備をされているんですね。

今回のドイツには、シュツットガルトジョン・クランコ・バレエスクールバレエ講師 Elena Tentschikovaさんのワークショップを楽しみに来ました。日本のバレエ界ではイメージしにくいのですが、元プロのバレリーナで現在有名バレエ学校の講師のレッスンを気軽に受けられるという事はあり得ないです。

世界のバレエは、バレエを踊る事が当たり前と言うか、生活の一部になっている感じが伝わってきました。今回のワークショップもバレエが好きで、踊る事を大切に考えている子供から大人のバレリーナがレッスンを受けていました。当然ドイツの方、地元の方です。誰でもバレエを大切に想っていれば、プロのバレエ講師から気軽にレッスンを受ける事ができる環境には驚き、尊敬して、感動していました。

プロの一流バレエ講師のElena Tentschikovaさんも、とても優しくプロの講師だからと威張るのではなく、丁寧にわかりやすく、参加したバレリーナのレベルにあった伝え方をしておられたのに驚きました。この教える姿勢が普通ですね。人として相手を思いやる気持ちをもって接する事が、人を育て長所を伸ばし、やる気を与えて成長するバレリーナが誕生するのだと、理解してバレエボディトレーナーとして活動していましたが、改めて教えて頂きました。この事を教えて頂いた事、感じさせて頂いた事だけでも、ドイツへ来て良かったと感謝していました。

バレエ・ワークショップは、8月31日~8月5日までの6日間でした。バーレッスン・センターレッスン・ポアントレッスン・ヴァリエーションレッスンと、楽しく厳しく!大切なポイントはゆっくりと進んで行きます。

バレエ講師のElena Tentschikovanoの教えるすごさ!育てるすごさ!を実感したのは1日目からでした、いつも私がカラダをチェックしているバレリーナ2名も一緒にワークショップに参加させて頂いたのですが、その二人のバレリーナのカラダのポイントを瞬時に見ぬき、アドバイスをされたこと。プロのバレエ講師ですから当然だと思いますが、かなり細かな身体のポイントでしたので、すごい!っと感動しました。

レッスンが進んで行くうちに、私の身体を見る目も慣れてきて、ドイツの方の身体のバランスやクセが見えてきました。嬉しく思ったのは、私が気になっていた身体のポイントと同じところを、Elena Tentschikovaさんがアドバイスしていた事です。今までのバレエボディトレーナとしてサポートしてきたことは間違っていなかったんだと改めて自信をお持つことができました。

6日間と短い期間でしたが、Elena Tentschikovaさんの的確なアドバイスと、丁寧で優しく厳しいレッスンで、参加されたバレリーナ皆さんの踊りが上手になり、美しく踊れるようになっていました。バレエを美しく踊れるようになるためには、やはり教えるバレエ講師が大切なんだと実感しました。バレエ講師は責任重大ですね!!

Elena Tentschikovaさんのような、プロのバレエ講師に教われば上手になりますね!それを子供のころから学べるバレエ学校がある世界のバレエ環境は素晴らしいです。日本のバレエ環境も目指してほしいと思います。私も少しでもお役に立てるように頑張ろうと思いました。

今回のドイツ・バレエ・ワークショップでは、沢山の刺激を頂きました。自信を頂きました。やる気を頂きました。本当に感謝しています。

Kusudaさん、Elena Tentschikovaさん、本当にありがとうございました。

シュツットガルト
ジョン・クランコ・バレエスクール
バレエ講師 Elena Tentschikova
ロシア出身、サンクトペテルブルグバレエカンパニー、ドイツでバレエ教授法を学び、ジョン・クランコ・バレエスクール講師として、プロのバレリーナを育成している。

とても優しく声をかけ、バレエの基礎となる身体のコントロールを的確に伝えながら、美しく踊る為の感性を大切に指導して下さいました。 身体からの目線でみる目と感覚は超一流でした。一瞬でバランスの崩れや、コントロール不足の指摘をして、わかりやすく伝える。身体の事もしっかりと知り尽くしているから伝えるて変えてあげるきとができる。美しく踊る為の感性も素晴らしいものを持っていて、感性を伝える方法も知っている。とても素晴らしいバレエ講師だと感じました。 世界のバレエはレベルが違う事を実感しました。 ですが、身体を見る目・感覚は、バレエボディトレーナーとして間違っていないことがはっきりわかりました。それと、同じ目線と感覚が有ること感じ嬉しく思いました。

バレエ・ワークショップは6日間、ドイツ滞在期間9日間、飛行機1日と全10日間と短い期間でしたが、私に与えてくれた刺激は、数え切れません。

身体の話で表現すると、全身の細胞がこの10日間の間にすべて入れ替わったんじゃないあと言うぐらいです(笑)

大げさではなく、日本に帰ってきてからバレエボディトレーナーとしてバレリーナのカラダのサポートをさせて頂いても、今までとは違うカラダのポイント感じたり、見えるようになっています。これには自分でも驚いています。

1人で考える事も大切な事ですが、同じ感覚を持った人と接する事も大切なんだと思います。バレエを美しく踊る事も同じですね!

美しい感性とカラダの感覚を持っている先生と接するだけでバレリーナは育っていきます。成長するにしたがってさらに上のレベルを持ったバレエ講師と出会う事でバレリーナとしてレベルが上がり人として素敵に成長していくんだと思います。その成長の為の一人になりたいと思いました。私自身ももっとバレリーナを応援できるように学び続けていきたいと思いました。

 

ドイツには初めて訪れました。初めてなのに何故か違和感を感じません。以前からこの国の風景を見ていた感じがしました。なぜなんでしょう(笑)

日本に帰国する日になったのですが、以前ですと帰りたくないなーなんて思っていましたが(笑)、今回は早く帰ってバレリーナのサポートがしたいって思いました。

それとドイツを離れるという感じがなかったです。またドイツには来るんだろうなーっと感じていました。とても変な感じで帰国です!

朝にシュツットガルト空港へ移動して、フランクフルト行きの飛行機に乗り、フランクフルトから関西国際空港行の飛行機へ乗り日本へ帰ります。

フランクフルトはハブ空港ですので、とても広いです。関空行の飛行機に乗り換えるまでにかなりの冒険をしました(笑)その冒険も楽しくいい経験でした。

少し心配だったのが、日本に着く時にちょうど台風5号が関西に接近していきます。フランクフルトからの飛行機は予定時刻に飛びましたので、後は日本の台風任せです。無事に関空に着陸できるのか心配しながら機内でリラックスしていましたら、あっという間に着陸していました。帰りは10時間のフライトでした。台風の事を考えて急いで帰ったのでしょうか?着陸した1時間後から関空のフライト欠航が相次ぎました。

今回はすべての事が順調で感謝しています。こんな経験・機会を与えて下さった方々に感謝しています。この与えて下さった刺激をバレリーナのカラダの応援の為に使わせて頂きます。

ここまで、読んで下さった方へありがとうございました。

バレエの身体の事で、いつでも応援させて頂きます。遠慮なくお問合せ下さい。

バレエボディトレーナー・IMURAより